1/1彼氏彼女(愛称:イチカノ)は、2022年2月にSMEEより発売されたゲームです。
イチカノは、1人の主人公で様々な年齢で、恋愛体験ができる作品となります。
『学生編』『社畜編』『社会人編』それぞれで出会うヒロインたちでは、年齢だけでなく生活環境も変わっているため、2週目以降も新鮮な気持ちでプレイできました。
イチカノは、キャラゲー、年の差がある恋愛、純愛モノが好きな方にオススメです。
今回は『1/1彼氏彼女』の感想、ネタバレを紹介していきます。
ネタバレが苦手な方、18歳未満の方はページから離れましょう。
恋のチャンスは3度ある!『イチカノ』あらすじ紹介!
イチカノは、1人の主人公で様々な年齢で、恋愛体験ができる作品となります。
『学生編』『社畜編』『社会人編』それぞれで出会うヒロインたちでは、年齢だけでなく生活環境も変わっているため、2週目以降も新鮮な気持ちでプレイできました。
ここでは『1/1彼氏彼女』のあらすじを紹介していきます。
主人公の恋愛する時期とヒロインが変わる恋愛物語。
友人に『男のモテ期は3度ある』と言われ、何の根拠もなく信じてみようと思った主人公。
しかし彼女は欲しいものの、恋愛はハードルが高すぎて難しいと感じていたのです。
主人公が恋愛を難しいと考える根拠として、
- 出会い
- タイミング
- ただ彼女が欲しいわけではない
この3つがありました。
彼女は欲しいですが、恋愛のステップは踏んでいきたい。
そんなロマンが主人公の心にありました。
様々なことを思いながら、学園に通っていた2年目の冬。
主人公に転機が訪れることになるのです。
藤ヶ谷えいみのあらすじ紹介
学園生活の中で送る、ごく普通の恋愛劇。
2年の冬、主人公は突然他のクラスの女子である平田さんと『藤ヶ谷さん』に相談を持ちかけられます。
相談内容は、平田さんと主人公の親友である大輔に恋のキッカケを作ってほしいというもの。
協力した結果、平田さんと大輔は恋人同士になります。
そして何故か主人公は、そのままの流れで藤ヶ谷さんと仲良くなるのです。
こして主人公と藤ヶ谷さんは、恋愛への一歩を踏み出すことになるのでした。
清宮千津のあらすじ紹介
家庭教師と教え子による禁断の関係。
社会人1年目にして、早くも仕事に不満を持ち副業(家庭教師)をすることにした主人公。
担当をすることになった生徒は、年下でありながらも非常に女性としての魅力が溢れた女の子『千津』でした。
最初は勉強を教えるだけだった主人公ですが、次第に千津ちゃんの目は恋する乙女に。
しかし家庭教師であり、年齢差もある主人公は、千津ちゃんの気持ちにどう応えていくのでしょうか。
コレット・カルリーニのあらすじ紹介
社長令嬢に誘惑される、逆シンデレラストーリー。
社会人1年目の冬、早くも会社に不満が溢れていた主人公。
そんなタイミングで、グループCEOの一人娘である『コレット』の世話係を、無理矢理押し付けられることになります。
ことあるごとに美しい容姿を武器に、主人公を振り回す小悪魔なコレット。
子供のように笑い、大人顔負けの色気で主人公を翻弄していくのです。
しかし気がつけば、そんなコレットとの生活が当たり前になっていくのでした。
泉多恵子のあらすじ紹介
自分から相手を口説く、社会人恋愛。
26歳の冬、会社のランチタイムに訪れていたkフェノ店主に一目惚れをしていた主人公。
しかし自分からは動けないまま時間は経ち、ただの常連客となっていました。
そんなある日、親から婚活と称してお見合いの話がきたため、参加することに。
するとお見合い相手が、偶然にも主人公が恋をしていたカフェの店主『多恵子』んだったのです。
このお見合いをキッカケに、主人公と多恵子さんの距離が急接近。
すでに好意を知られていることをいいことに、開き直って多恵子さんにアタックし続ける主人公。
恋愛に不慣れな多恵子は常に照れて抵抗を試みますが、開き直った主人公は手強いもの。
そんなカフェ店員とサラリーマンによる社会恋愛が始まるのでした。
『イチカノ』キャラクター&√紹介!
イチカノは『学生編』『社畜編』『社会人編』それぞれで出会うヒロインたちとの恋愛が楽しめました。
それぞれ年齢と環境が違う状態での恋愛に、自然と頬が緩んでしまう内容となっています。
ここでは『1/1彼氏彼女』のキャラクターと、簡単な√を紹介していきます。
藤ヶ谷えいみ
いつも対等な立場で接してくる学園のマドンナで、主人公と同じ学園に通う他クラスの同級生。
元気で明るくサッパリとした性格の持ち主で、非常にフランクなヒロイン。
えいみ√では『自然な流れで付き合う、立場が対等な恋愛』を楽しめました。
恋愛経験の無い2人が、友達の恋を応援をしていくうちに、距離が縮まっていき恋人関係になっていきます。
友達が恋人になるキッカケとなった、思い出の海岸通りでの告白はとても良いものでした。
恋人になってからも、今までと変わらない絡みをしながらも初々しい2人の姿は、見ているこちらが幸せを感じるもの。
えいみが学園のマドンナであることから、主人公がクラスのグループチャットで陰口を叩かれることになります。
そんな陰口を言う人たちの前で、堂々と啖呵を切るえいみの男らしさと、主人公への愛を感じた。
最後に行われた校内放送での掛け合いには、思わず笑みと涙がこぼれてしまうもので、温かさを感じることができたSMEEらしさが詰まった√でした。
ちゅき増し増し。
清宮千津
家庭教師で世話をすることになった、巨乳で庇護欲をかき立てる年下の女の子。
自分に自信が持てず控えめな性格で、純粋無垢な側面があり、恋愛に不慣れ。
穏やかな生活を送っている反面、女性らしいロマンスへの憧れもあり、どこか夢見がちな一面も持っています。
千津√では『相手から先に惚れられる恋愛』が楽しめました。
恋愛面では一度好きになった相手に猪突猛進なところがあるため、千津√では彼女から好意を全力でぶつけられることに。
恋人になってからは、頻繁にメッセージが届くようになります。
しかしメッセージを頻繁に送っていたのは、主人公に遊ばれてる、不安という気持ちがあったことから、確認の意味も込められていたのです。
社会人と学生という年齢差があるため、不安な気持ちだった千津。
そんな千津に好意を言葉にして伝えたことで、彼女の笑顔がどんどん増えていくことになります。
母親の存在もかなり大きく、歳の差がある交際にも関わらず、陰ながら支え、千津に勘違いで当たられても笑って引くことをしていました。
最後まで年齢差による不安を感じていた千津。
そんな千津にプロポーズをし、婚約証明という形を残し2人は幸せになるのですが、最後の笑顔がとても印象で頭から離れなくなりました。
千津の√で個人的に面白かったのが、千津の鎖骨フェチの話。
主人公の大好きな鎖骨へ、さらに大好きなココアを入れて飲みたいという発言には狂気を感じつつも盛大に笑ってしまった。
コレット・カルリーニ
相手を翻弄する、小悪魔で年下な社長令嬢の女の子。
外資系企業を束ねるCEOの一人娘。
家は裕福ですが、育ちは祖父とフランスの田舎で過ごしていたことから、ぶっ飛んだ言動とは裏腹に素朴な一面も持っています。
自身の容姿や立場をフル活用して、相手を弄ったり振り回して日々遊んでいる女の子。
コレット√では『付き合う前から彼女に振り回される恋愛』を楽しめました。
両親も認めるクソ女だったコレットとの逆玉の輿√。
序盤ではコレットの小悪魔っぷりで主人公を弄ります。
そんなコレットに主人公は対等の関係として接していました。
ずっと孤独で周りから一線引かれていたコレット。
そんなコレットが、主人公に対しては初対面でも遠慮せずに話せた初めての相手でした。
主人公の前では子供みたいにはしゃいでしまい、面倒と思いながらも付き合ってくれる主人公の事を好きになっていき、恋人関係になるのです。
主人公の告白に対しての『もう遠慮はしない、ずっと甘えてやる』と宣言したときは、あまりの愛おしさに抱きしめたくなります。
恋人になってから愛が重くなるコレットの可愛さは増し増し。
そしてコレット自身のことを話してくれるようになったのも、大きな変化ポイント。
仕事に対して特別な感情を持っているコレットの将来の夢は、祖父のように小さな会社を建てること。
そして祖父のように自分の仕事に誇りをもてる人になりたいというもの。
主人公と出会い新しい価値観を得たコレット。
最後には両親にも本当に意味で甘えることができるようになり、家族愛を感じれたのもコレット√の良さでした。
泉多恵子
多恵子さんと出会うために、この作品をプレイしたと言っても過言ではありません。
街でカフェを経営していて、恋愛慣れしていない癒し系年上お姉さん。
いつも笑顔で明るく、自立心も高い大人な女性。
しっかり自身の店を切り盛りする半面、私生活には非常にラフという一面もあり、可愛いギャップを持っていました。
常に相手を包み込むような包容力と、ちょっと見栄っ張りな性格が共存するお茶目な印象を強く持っています。
多恵子√は『自分から攻めまくる恋愛』を楽しめました。
酒豪で恋愛に関しては奥手な多恵子さんが本当に可愛く、大好きなヒロイン。
好きなことを仕事にしていて今が幸せなことから、結婚も付き合う気もなかった多恵子さん。
そんな彼女が主人公に押されまくると、段々と好意を持つようになっていきます。
告白では多恵子から聞いて欲しかったガーベラの花束と、男除けの指輪をプレゼントし恋人に。
恋人になった翌日から、主人公の家へ通い朝食を作りにきますが、嬉しいことが顔にでてしまう多恵子さんが本当に可愛く、ちょっと面倒くさいところも大きな魅力な1つと感じました。
自身の立場や年齢、見た目振る舞いとはイメージの違う団地住まいであることを自虐する面倒くさい性格をしている彼女が、それでも主人公とは離れたくないと主張する姿は非常に悶えるもの。
終盤では将来や結婚のことについて考え始める2人。
そして最後には子供の頃からの夢を叶えてきた多恵子さんに『これからは自分のために生きて欲しい』と言う主人公。
小さい頃から家庭を支えたい、カフェ経営をがんばりたかった多恵子さん。
そんな多恵子さんに新しく求めるものができた、非常に温かくて涙が溢れる幸せな終わり方。
この2人の幸せな物語をもっと見ていたいと余韻が残る素晴らしい√でした。
多恵子さんと出会えたことが今年一番の幸せと幸運だったと言えるでしょう。
ありがとうSMEE。
『イチカノ』感想紹介!
イチカノは最近のSMEE作品の中でも、かなり純愛モノとしてクオリティの高い仕上がりになっています。
最初から最後まで、プレイして良かったとしか感じることができない作品となっていました。
ここでは『1/1彼氏彼女』の感想を紹介していきます。
最初から最後まで楽しく甘酸っぱい恋愛物語。
選択肢によって恋愛をする環境や年齢が変わる今作。
ヒロイン毎に、コンセプトの違う恋愛が楽しめました。
そして『Making Lovers』でもあったデートシステムが今作も顕在。
ギャグ要素も、物語の邪魔にならないように描かれているのも良く、非常に進めやすかったです。
ヒロインの√をプレイしているときは、この子が一番だと思っていたら、次のヒロインの√でも同じことを思ってしまうほど、どの√もクオリティが高くヒロインの魅力をひき出せていました。
全ヒロインも√が終わった時の多幸感が凄まじく溢れてきて、心が豊かに。
本当にどのヒロインとの掛け合いが最高のもので、見ているだけで頬が緩んでしまいます。
幸せで心温まる純愛を楽しむことができた作品でした。
ありがとうSMEE。
『イチカノ』まとめ
今回は『1/1彼氏彼女』の感想、ネタバレを紹介してきました。
近年SMEEの中でも、かなり純愛モノとしてクオリティの高い仕上がりになっていた作品。
ヒロイン毎に違ったコンセプトの恋愛を楽しめ、√が終わった時の多幸感が良かったです。
イチカノは、キャラゲー、年の差がある恋愛、純愛モノが好きな方は、ぜひプレイしましょう。
プレイした感想を、コメントやTwitterにて待っています。
コメント