フタマタ恋愛(愛称:フタ恋)は、2022年4月にASa Projectより発売されたゲームです。
フタ恋は二股状態から始まる恋愛で、ちょっぴり切なさもありつつ、ASaらしい明るい空気感も味わえた作品になります。
シリアス要素はありつつも、いつも通りのコメディにより読みやすく、最後まで笑って楽しめた作品でした。
フタ恋はヒロイン同士の掛け合い、魅力的なサブヒロイン、恋愛コメディが好きな方にオススメです。
今回は『フタマタ恋愛』の感想、ネタバレを紹介していきます。
ネタバレが苦手な方、18歳未満の方はページから離れましょう。
ドロ沼恋愛コメディ!『フタ恋』あらすじ紹介!
イチャラブだけでは満足できなくなった大人へ送る、ちょっぴりスパイシィな恋愛物語。
主人公『古賀凪青』は、高校時代に傷心を抱き、その後女の涙と泣き顔に執着する訳あり男子となりました。
そして合コンで出会った女の子『十色煌』をただ介抱しただけのつもりが、ワンナイトをしたと勘違いされた主人公。
主人公はお互いが良く分からないまま責任を取らされる事になり、お付き合いをすることになります。
しかしそんな主人公に、彼がずっと片思いをしていた相手『信田結愛』から、一方的に付き合うことを宣言されることに。
ずっと好きだと告白してきた主人公は、断ることができず、2人の彼女ができてしまうのです。
二股関係を維持しつつ、今後を悩んでるうちに主人公を取り巻く人間関係が変化していきます。
さらに彼女たちの周りからも怪しまれることで、主人公はどんどん追い詰められることに。
主人公が傷心したキッカケとなった正妻ポジションの猫系幼馴染『海野宮子』。
結愛に固執しているガチヲタでコスプレイヤーでもある『御子柴瑠衣』。
主人公の二股から始まる、ドキドキハラハラな恋愛はどのような結末に向かうのでしょうか。
『フタ恋』キャラクター&√紹介!
信田結愛
攻略難易度ベリーハードな、ヒロインもといラスボス。
才色兼備で振る舞いも明るく、誰もが羨む人気者で難攻不落の高嶺の花。
簡単に素顔や弱みを見せない上に自信家ですが、イタズラや人をからかう事が大好きで、お茶目な一面を見せることも。
フタマタ恋愛は結愛側と煌側で√分岐が一度分かれます。
結愛側では文化祭のミスコンの結果で攻略ヒロインが変わるというもの。
ミスコン中の結愛と主人公のやりとりは結構重く、心が苦しくなるものでした。
しかし瑠衣が登場してから後は、シリアス要素も無くなり、プレイしやすく楽しめます。
結愛は主人公と宮子が結ばれるように動いたり、過去の出来事から両親との関係が悪く、妹の真愛にキツく当たったりと、印象が悪いヒロインだったかもしれません。
しかしミスコンとミスターコンで優勝した2人は、本当の恋人同士になり、結愛がかなりデレるので今までのギャップで可愛いが溢れていました。
そしてバカップルのような会話を繰り広げる2人。
そんな2人の初夜がとても最高のもので、主人公主観のえっちシーンCGは素晴らしかった。
これはぜひ本編をプレイして確認してほしいところ。
終盤でのプロポーズシーンまでは、主人公とくっつき違ったり、愛を求めつつもイチャつくような内容。
共通でのシリアスさを感じさせない個別となっていました。
最後は夕日をバックにプロポーズを主人公がするシーン。
主人公からの愛の言葉に涙を流す結愛がとても美しく、素晴らしいシーン。
そしてエピローグでのウエディングドレス姿で幸せそうな表情をする結愛。
個別に入ってからは終始笑いと、温かさが溢れた物語となっいて良いものでした。
一つ言えるなら、結愛両親との関係も良くなっていたら、最後のエピローグではもっと感動的なものになっていた気がするところ。
十色煌
うっかりワンナイトしたと勘違いしているハーフ娘。
普段はお淑やかな感じを出していますが、感情性がとても豊かで『ホワッ』と驚いたり、よく泣き顔を見せたりしています。
人見知りで友達を作るのが苦手ですが、人の気持ちを考えれる優しさを持っているものの、押しに弱く流されやすいところもあり。
煌と出会い、たこ焼きを食べたくなったのは自分だけではないはず。
煌側の分岐は、ホテルで彼女とえっちをするかどうかで分岐していきます。
分岐後すぐに二股相手でもある結愛と遭遇し、海辺にて彼女と本音で対話をすることに。
そこでのCGもまた美しく、さらに結愛の本音と煌の想いがぶつかり合うのです。
いつものホワホワした感じもなく、結愛に立ち向かう姿にはかなり惹かれました。
酷い理由で主人公と付き合いを始めた結愛に対し、彼のことを本気で好きであるという気持ちをぶつけた瞬間は鳥肌。
後日に結愛に主人公とラブラブであることを見せつけることで決着させます。
主人公の二股やクズムーブを許し、悪役ムーブをする結愛も友人としていたいと考える煌が本当に良い子すぎて、この3人を見てると少し不憫に感じてしまうほど。
恋人になってからはヒロインの中で1番山場も無く、終始平和に過ごす2人が見れました。
僕は泥酔した煌とえっちするシーンが特に好き。
主人公に喜んでもらえるようにという煌の気持ちが要所要所で出ていて、見ていてとても気持ちの良い√。
ヒロインとしても可愛く、共通で煌を好きな人は彼女をずっと好きでいれたはず。
共通からずっと可愛く、身体つきもえっちで最高のヒロインその1でした。
御子柴瑠衣
結愛に執着する隠れヲタクコスプレイヤー。
SNSではかなり有名なコスプレイヤーで、ディープな厄介ヲタク。
唯一主人公が結愛と煌に二股をしていることを知っているヒロインで、面倒見の良さから主人公の手伝いをすることに。
とにかく今作品で1番えっちなヒロインで最高のもの。
結愛攻略編での分岐ヒロイン。
ミスコンでの選択肢により分岐をし、そこから2人の仲が一気に深まります。
瑠衣√に入った瞬間、今までツンケンしていた彼女が、凄まじいデレ具合を見せてくれることに。
そこに共通からの面倒見の良さも合わさり、瑠衣を好きにならない方が難しいと感じるほど。
付き合うまでの過程は急で笑ってしまうような展開でしたが、恋人になってからのイチャラブ具合。
そして瑠衣のMっ気を感じられるえっちがとても最高のものでした。
共通での瑠衣との違いに終始ニヤニヤが止まりません。
瑠衣√は主人公とイチャつく以外だと結愛との仲直りがメインの話となっています。
主人公が2人の橋渡しをすることで仲直りをし、瑠衣と結愛の笑顔の写真を見ると、昔のように親友に戻れてよかったという気持ちでいっぱいになりました。
とにかく瑠衣が好きになってしまう要素しかなかった√。
おっぱいも大きく、えっちシーンも攻めたもので抜きとしてもかなりお世話になったヒロインでした。
海野宮子
友達以上恋人未満で、ほぼ家族な野良猫。
人馴れした野良猫みたいな性格をしており、普段は言動も行動も素っ気ないですが、気づけばすり寄ってきたりとかなり気まぐれなヒロイン。
主人公とは付き合いがそれなりに長いため、周りからは付き合ってるように見られていますが、本人たちにその気は一切ありません。
過去回想の時点で既に主人公に好意を持っていたものの、ずっとこのままでいいと言い続けていました。
その言葉に込められた想いが切ないものでしたが、√に入ってからは、今までの少し重い感じが全て甘さに変わるものとなっています。
告白シーンが割とどのヒロインも気合が入っていた中、宮子のシーンもかなり美しく見惚れてしまうもの。
恋人になってからは主人公に甘えるのは勿論、今までの共通から比べると明らかに笑顔が増えていて、非常によかったです。
共通だと結構重めのヒロインかと思いきや、√に入るとあっさりと恋人になるため、大分予想した展開とは違いました。
1番シリアス要素が強いヒロインかと思いましたが、基本は日常を楽しみ、えっちなことをひたすらする√。
個人的にはASaはこういう話の方が好きなので、変にシリアスにならなくて良かったと感じました。
サブヒロイン
選択肢での分岐や、特定ヒロインを攻略するとサブヒロインとえっちな事ができたのは、個人的に嬉しかったところ。
頼むからこのヒロインと攻めてえっちなことをさせてくれと、他のゲームで思っていたことを、今作では実装されていたのも、評価が高いポイントの一つ。
サブヒロインとしてえっちができたのは
- レイラ
- 精華
- 瑠那
- なごみ
の4ヒロイン。
個人的にはやはり、精華が序盤からかなり好みのヒロインだったので、少しでも√があったのは凄く嬉しかったです。
各ヒロイン1〜2シーンしかなかったものの、物凄いえっちで満足度の高いものとなっていました。
『フタ恋』感想紹介!
近年ASaの中でもトップクラスに面白かった作品。
最初は二股から始まる恋愛ということ。
そして共通や個別に分岐する直前での少し重くなる物語に、若干不安を感じながらプレイしていました。
しかし空気はかなり明るめで、今までのASaにあったギャグ要素も健在しており、多少シリアスな展開になっても、その後は笑って読み進めれる内容。
主人公は若干クズ要素はあり人を選ぶ作品かもしれません。
ですがヒロインたちによる会話はかなり魅力的で、切なさもありつつ、しかし賑やかな空気にしてくれる彼女たちに笑いながらも涙がホロリとなりました。
ヒロインたちも可愛く、そしてみんな巨乳であることから、えっちシーンもかなり抜き要素強めなのも良いところ。
サブヒロインたちのシーン回想もあるし、個人的に精華とえっちできたのは非常に満足。
そして瑠衣の回想シーンは割と攻めているものもあり、勃起が止まらないものでした。
えっちシーンだと、結愛の1回目の回想でのCGの構図がかなり主人公視点となっており、ヒロインをより近く感じることができて良かったです。
それだけでなく、全体的にヒロインたちとの告白シーンでのCGがかなり気合い入っていて、かなり美しく綺麗なものが多くて素晴らしいものでした。
シリアスはありつつも重くなりすぎず、キャラの可愛さを引き出しながら賑やかに物語が進んだ良作だと感じた作品。
2022年の新作では、人に勧めやすい作品暫定TOPと言い切れるでしょう。
『フタ恋』まとめ!
今回は『フタマタ恋愛』の感想、ネタバレを紹介してきました。
暫定で2022年の新作で人にオススメしやすい作品筆頭。
シリアスが混ざっても明るい空気感があり、可愛くえっちで魅力的なヒロインたちによる物語は最高のものでした。
フタ恋はヒロイン同士の掛け合い、魅力的なサブヒロイン、恋愛コメディが好きな方は、ぜひプレイしましょう。
プレイされた方は、感想をコメントやTwitterにて待っています。
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