アイキス3は、2022年3月に戯画より発売されたゲームです。
アイキス3は、アイキス2から1年後の物語で、卒業を控えた3年目の学園生活を楽しめました。
アイキスの1と2を両方プレイした人のための作品となっています。
アイキス3は、前作のアイキス1と2をプレイした方にオススメです。
今回は『アイキス3』の感想、ネタバレを紹介していきます。
ネタバレが苦手な方、18歳未満の方はページから離れましょう。
前作アイキス2の感想はこちら。
『アイキス3』あらすじ紹介!
入学してから3年目になる、リアル感ある今どきな女子高生との恋愛や、ドキドキの詰まった物語。
美術系学校に入学してから2年が経ち、先輩や幼なじみ、後輩たちと充実した作業部屋を中心とした学生生活を送っていた主人公。
主人公が3年に上がると、新入生の『ローラ』『真庭花梨』が入学してきます。
入学してきた2人、は主人公の従姉妹と義妹だったのです。
妹系な後輩たちから溺愛される主人公。
そして1、2の頃から長い期間恋人だったヒロインや、1年以上友達や後輩だったヒロインたちとの、卒業までが描かれた学園生活が始まるのでした。
『アイキス3』キャラクター&√紹介!
アイキス1、2で√のあったヒロインは恋人から始まり、アフターのような物語になっています。
アイキス1、2でのヒロインは、詳細を前作の感想で書いているので、そちらをご覧ください。
真庭花梨
妹系ときめきヒロイン。
自分のことをデキる女と自称していて自信を持っている。
自称しているだけあり、実際に新しいことを始めてもすぐに、ある程度上のレベルに達してしまいます。
そんな花梨が主人公と同じ美術系の学園へ来たのは、自身が苦手とする芸術にチャレンジするためでした。
花梨の√では、主人公が全く相手にしてくれません。
そんな主人公に花梨が強引に迫っていくのです。
その結果、主人公とえっちをすることになり、そのまま恋人へ。
周りのヒロインたちから「本当に大丈夫?」と、主人公が心配されます。
恋人になってからは花梨への扱いはあまり変わらないものの、えっちシーンはビジュアルが良いため楽しめました。
終盤では主人公が花梨に絵を描く理由を聞かれ、返答することができないという話に。
最後はなんとか理由を見つけ、卒業はするものの、受験に失敗し浪人することになった主人公。
浪人はするのに、花梨との婚姻届を書いているシーンは、幸せになって欲しいという温かな気持ち半分。
浪人するのに結婚する余裕あるの?という気持ちが半分と、なんとも言えない気持ちになりました。
ローラ
天使系ハラショーヒロイン。
主人公と互いの父親が知り合いで、ローラの両親が他界したことから、養子となります。
遠慮なく物事をハッキリ言うタイプ。
主人公へ告白するも、妹扱いをされたことに激怒。
他人だったローラが急に妹となるだけでなく、そんな彼女に告白までされて、どうすれば良いのか悩む主人公。
そんな態度に我慢ができなくなったローラが、主人公に再び迫ることで、恋人になるのです。
恋人になり甘い展開になったと思った矢先、今度は主人公の進学の関係で揉めることになります。
ローラと主人公が恋人になったことを知らなかった三枝家の両親。
そこから主人公とヒナタが進学先で同居するかもしれないと言う噂を、ローラが聞いてしまい再び激怒。
主人公が常に無自覚でやらかしをし、ローラを怒らせ、周りのヒロインたちが都度助け舟を渡すという展開。
最終的には仲直りはするものの、主人公の無頓着具合にローラが可愛そうになったし、本当に主人公の恋人でいいの?と問いたくなるような物語。
自分は一番最初にプレイした√だったこともあり、他√が不安になりましたが、結果的には最初にプレイして良かったとなりました。
主人公はもちろん浪人した後、ローラと結婚をします。
小暮郁枝
ダウナー系なガチヲタ腐女子。
アイキス2から登場はしていたものの、3になってヒロインへ昇格した1人。
主人公と七瀬を愛するあまり、2人で危ない妄想をし、その都度七瀬に怒られていました。
郁枝√は他ヒロインに比べると良い物語になっていたと感じます。
郁枝自身が女の子扱いされることに慣れておらず、動揺するシーンはとても可愛かったし、何より身体が非常にえっちだったこともあり、回想シーンは素晴らしかったです。
物語も普段のイラスト投稿していた成果により、漫画連載が決まるも、好きな絵を描くことと商業のために絵を描くことに悩むというもの。
普段が好きな絵を描いていただけに、商業のために絵を描くことに疑問を持つようになります。
絵を描くことの楽しさを忘れかけていた郁枝。
そんな郁枝に主人公が、好きな絵を描き話をしていた郁枝がまた見たいと言う一言により、商業での仕事を断ることに決めたのです。
最後は郁枝が以前のように絵を楽しそうに描いているシーンで、心温まりました。
三枝アヤメ
ガーリー系坂道姉妹(妹)。
アヤメ√は恋人同士から始まり、ピザの絵で有名になった彼女の就職までが描かれていました。
主人公たちの通ってる学園に、特別講師としてアヤメたちが尊敬している卒業生がやってくることになります。
事前に面会をすることになるも、かなり緊張するアヤメ。
なんとか卒業生のひじりに評価され、連絡先を交換しまた会うことを約束します。
就職を果たしたアヤメは、ひじりたちと仕事をすることに。
1、2とは違い髪型がツインテールになっていて、少女らしさがマシマシで、とても可愛いかったです。
三枝ヒナタ
ガーリー系坂道姉妹(姉)。
ヒナタ√も恋人から始まり、バイトを優先する主人公にヤキモチをしてしまいます。
機嫌を直してもらうため、初デートのつもりでデートをすることに。
デートの時に日向へ結婚を申し込む主人公。
話は他√よりも分かりやすく楽しめる内容となっていました。
アヤメ同様に、アイキス3で髪型短髪に変わりますが、大人っぽさが増されていて好きです。
そして姉妹√では主人公の悩みと成長が描かれていました。
TRUEは全√攻略後にそのまま入るので、この姉妹√を最後にプレイするのを勧めます。
前半はアヤメの絵が最優秀賞を取ったことを、みんなで喜び、コラボメニューを作るなどわちゃわちゃした展開。
終盤では主人公の絵に関する話になり、ここで主人公が描きたいものを描くということを考えるようになります。
新しいヒロインであるローラの名前を意味している『日の出』を描き、みんなに褒められる主人公。
そして主人公は三枝姉妹に『また3人で楽しみながら絵を描きたい』と伝えるのです。
他のヒロインたちの√と比べると、かなり面白い物語になっていて、とても良かった反面、他の√もこのくらい頑張ってくれたらなぁとも感じました。
葛木七瀬
甘ギャル系オシャレヒロイン。
郁枝と幼なじみで彼女のブレーキ役。
好きだったヒロインたちが卒業することにより、サブヒロインとなってしまったこともあり、アイキス3のメインヒロインで一番好きな女の子に躍り出た。
葛城コーポレーションの娘ですが、母親とは相変わらず仲が悪く、家出をすることもしばしば。
今回の七瀬√は、そんな母親が関わってくる物語となっていました。
七瀬が嫌いである母親でもある社長から、夏休み中に会社の仕事をやり遂げることを告げられます。
七瀬の能力に見合わないと言われ、主人公との付き合いをやめて別の男と結婚を強要されて怒る七瀬。
主人公や周りの社員さんと協力をし、なんとか仕事を終わらせる七瀬。
そして仕事のことはちゃんとやるから、プライベートに口出しをしないで欲しいと母親に言うのです。
七瀬√が他の√と少し違ったのが、主人公が浪人するのは変わりませんでしたが、ちゃんと大学へ行き卒業してから結婚するところ。
割と話が良かったヒロインの1人。
桜田杏
カジュアル系爆乳ヲタクヒロイン。
アイキス初代からメインヒロインに居座り続ける、低身長で3桁のバストを持つヲタクが好きそうなヒロイン。
卒業後に就職予定だった会社の内定が取り消されたことにより、学園でバイトをすることになります。
バイトでの服装があまりにも刺激的すぎて、授業を受ける生徒は絶対に勉強にならないこと間違いなし。
脇が見えるのえっちすぎ・・・
バイトとして学園で働くようになってから、生徒からの人気が上がります。
主人公が手作りの指輪を杏に送った出来事が、美談として生徒たちの間で広まったことが原因でした。
杏の√は本編のアフターと感じる話で、えっちシーンと結婚するまでの内容。
漆原莉子
黒ギャル系オシャレヒロイン。
ポニテが可愛い。
主人公や三枝姉妹と幼なじみで、アイキス3でメインヒロインへ昇格。
莉子自身でも思っていた、主人公への接近する機会が無かった今まで。
今回は絵の課題を主人公に手伝ってもらうことからキッカケが生まれます。
恋人になる前に身体関係が先行してしまう話。
学園祭での告白シーンを昔の青春ものを彷彿とさせる内容。
EDも1人だけ違いますが、理由は不明。
えっちを重ねて、学園祭で告白され恋人になったと思ったら終わる物語。
気合いが入ってるのか無いのかよく分からない√でした。
ただ莉子はかなり良いヒロインで、個人的にかなり好き。
定本奈央
ナチュラル系真面目ヒロイン。
1年の頃から主人公と同じクラスで、相談役も担っているヒロイン。
莉子と同じく、主人公との接近する機会がなく、アイキス3になってようやくメインヒロインに昇格。
主人公の女性に対するトラウマ解消として、奈央がセフレみたいな関係を続ける物語。
話の展開も莉子と同じで、最後に告白して恋人になるまでは、えっちなことをしつつ主人公が奈央を好きになっていくというもの。
莉子と奈央の√を見てみると、2人の身体目的で恋人になったとしか思えなくなるような√で、せっかくのメインヒロイン昇格したのに勿体なさを感じてしまいました。
TRUE
ここだけのためにアイキス3を購入したと言っても過言ではありません。
この√が無かったら本当にビジュアルの良いヒロインたちと、えっちするだけのゲームとなっていました。
TRUEは主人公たちの卒業式が描かれています。
在校生代表として七瀬が。
卒業生代表としてアヤメが答辞を送りました。
記念撮影までの時間を、主人公は後輩たちと話をして過ごしますが、非常にエモい。
記念撮影場所に向かう途中で三枝姉妹が待っていますが、初代アイキスの入学式を彷彿とさせて涙腺にきます。
アイキスの1から順にプレイしてる人でないと味わえない感動が、ここにきてありました。
三枝姉妹との卒業式での掛け合い。
その後の国外を飛び回ってる主人公を迎えにきた三枝姉妹を考えると、やはり個別の最後は姉妹√からTRUEを迎えるのでが良いですね。
『アイキス3』感想紹介!
アイキス2の時にも公式サイトに『前作を未プレイでも楽しめます』と書かれていました。
アイキス2は確かに初代をプレイしてる方が楽しめる部分はありましたが、必須というわけではありません。
ですが今回のアイキス3は絶対に必須と言い切れます。
アイキス1、2の思い出補正がかなり強く最後のTRUEで出ているため、3だけプレイしても感情移入は難しいでしょう。
アイキス3で一部個別√の薄さも考えると、絶対に前作をプレイした方が良いです。
アイキス3の新ヒロインたちのビジュアルや、声優が好きで購入する方以外は、アイキス1→アイキス2→アイキス3と順番にプレイしていってください。
幸せになれます。
最後のTRUEをプレイしていて『タユタマ2』をふと思い出しました。
『アイキス3』まとめ!
今回は『アイキス3』の感想、ネタバレを紹介してきました。
確実に前作をプレイしていないと、楽しむことができない作品。
ですが、アイキスの初代から順にプレイしていた人たちにとって、最後のTRUEはプレイしていて良かったと思わせてくれる内容となっていました。
アイキス3は、前作のアイキス1と2をプレイした方は、ぜひプレイしましょう。
プレイした感想を、コメントやTwitterにて待っています。
前作プレイ済みの方(アイキス3)
前作未プレイの方(アイキス1・2・3パック)
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