保健室のセンセーとゴスロリの校医(愛称:ホケロリ)は、2022年3月にCitrusより発売されたゲームです。
ホケロリは前作ホケジョの続編で、保健室のセンセーシリーズの2作目となります。
ゴスロリ校医のオトヒメと、学園長の娘である鈴が中心の物語となっていて、前作で欲しかった√が追加されて歓喜した作品でした。
ホケロリは、前作ホケジョの世界観や雰囲気が好き、ロリコンである人、死生観の好きな方にオススメです。
今回は『保健室のセンセーとゴスロリの校医』の感想ネタバレを紹介していきます。
ネタバレが苦手な方、18歳未満の方はページから離れましょう。
前作保健室のセンセーとシャボン玉中毒の助手の感想はこちら。
サクラの花言葉は⁉︎【ホケロリ】あらすじ&√紹介!
当初の予定だった一学期を過ぎ、二学期を迎えても学校の校医として居続ける主人公。
旅の相棒だったシロバナも、助手として勤めているものの、同居は解除した状態。
姉を幸せに見送った主人公は、今後姉のためでなく自分のために人生を歩むことになりました。
シロバナも、そんな主人公を遠くから見守ることを決めます。
そして迎えた秋。
校外学習や学園祭が控え、忙しない時間が過ぎていく中で、学園の七不思議に新たな噂が加わります。
それは『夜になると鬼が出る』というもの。
その鬼の手で学園の校庭が荒らされていることから、魂人の仕業と考えた主人公は、送り人として鬼の噂を調べることにしました。
そんな主人公の手伝いをするのは、同じ仕事仲間で飲み仲間でもある校医の『オトヒメ』。
そんなオトヒメさんと送り人としての仕事をしていると、彼女の秘密を知ることになり…
『ホケロリ』√紹介!
ホケロリは大きくシナリオが二つに分かれています。
前半は鈴に焦点が当たった物語となっており、後半が前半で起こった出来事を起点にオトヒメトに焦点の当たった物語となっていました。
物語が後半に入る際、少し分岐は出ていないものの、それっぽテキストがあったので、鈴がメインヒロインとなる作品ではそこから話が進みそうなところ。
物語の前半は鬼の噂を調べていくことになります。
鬼の存在を調べていく過程で、鈴の出生が明らかになっていくのです。
鈴は人間と魂人との間に生まれた『合いの子』というもの。
そしてオトヒメさんも合いの子であることが判明します。
鬼が校庭を荒らす事件の犯人を調べていくうちに、鈴が怪しいという展開になっていくのです。
それは主人公が見る夢が障霊と呼ばれるもので、魂人の夢を共有するというもの。
そのタイミングで鈴も悪夢を見るようになり、内容が鬼として魂人を襲うということから、鈴への疑いが大きくなっていきます。
しかし犯人は別に居て、なんとか捕まえることができ、鈴の持っていた不安を主人公が解決し前半パートが終わるのです。
後半パートではいよいよメインヒロインに昇格したオトヒメさんの掘り下げ。
オトヒメさんの過去が明らかになっていき、彼女というキャラクターが形付けされていきます。
主人公が見ていた夢の持ち主はオトヒメで、夢に登場する相手はマロウド。
オトヒメの過去の回想では、そんなマロウドとの日々が描かれていました。
2人不器用な感じが終始心地よく、終盤での掛け合いでは涙が出るようなシーンも。
過去の回想があったからこそ、現在に戻ってきた時の話に深みが出て、感情移入がしやすくなってました。
主人公の恋人としてのオトヒメもかなり良く、校医として過ごす彼女とのギャップがとんでもなくて可愛いもの。
過去の回想がしっかり描かれていた+前作のシロバナよりも好みのヒロインということもあり、非常に満足度は高め。
次作の鈴メインの物語も楽しみなところ。
『ホケロリ』感想紹介!
前作の世界観や雰囲気、シナリオが好きなら絶対にプレイした方が良い作品。
前作で完結したと思ったら続編が発表され、その時はオトヒメトとちょっとえっちなことができる程度に思っていました。
実際にプレイしてみると、オトヒメの掘り下げがかなりされていて、とても満足度の高い内容。
前半パートまでは鈴がメインだったこともあり、続編はこの後を描くんだろうなと予想。
最後では鈴たちがあまり出てこなくなってきたのは残念でしたが、続編での活躍を期待したいところ。
前作でもそうでしたが、タイトルで少しプレイを避けてしまう人がいそうなのが勿体無いと思うので、興味を持った人は前作含めプレイして欲しい作品です。
今度は鈴というお気に入りヒロインの続編になるので、今から発売するのを楽しみにしています。
『ホケロリ』まとめ!
今回は『保健室のセンセーとゴスロリの校医』の感想ネタバレを紹介してきました。
前作の続編という形でしたが、ヒロインであるオトヒメがかなり掘り下げられていて、とても満足度の高かった作品。
次のヒロインである鈴がかなり楽しみになりました。
ホケロリは、前作ホケジョの世界観や雰囲気が好き、ロリコンである人、死生観の好きな方は、ぜひプレイしましょう。
プレイした感想を、コメントやTwitterにて待っています。
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