紅月ゆれる恋あかり(愛称ゆれあか)は、2020年12月にCRYSTALIAから発売されたゲームになります。
ゆれあかは、CRYSTALIAの4作目になり、今まで出ためくいろシリーズの最新作です。
王道スポ根ものとしてかなり出来がよく、シリーズの中で1番面白かった作品になります。
今回は、ゆれあかの感想・ネタバレをしていきたいと思います。
ネタバレが苦手な方、18歳未満の方はページから離れましょう。
王道のスポ根!?ゆれあかのあらすじ紹介!!
ゆれあかは、これまでの伝奇要素を完全に無くし、刃道というスポーツに特化した作品になっています。
バトルシーンも熱く、仲間と喧嘩しつつも切磋琢磨しお互い高めあい、大会での対戦はかなり面白かったです。
ここでは、ゆれあかのあらすじを紹介していきます。
未来の刀を使ったスポーツである刃道の頂点、『刀仕禰宜』と呼ばれる学園最高峰の称号を掛けてヒロインたちが大会で戦う内容です。
王道なスポーツ漫画のような要素が詰め込まれているため、熱いものが胸に込上げてきます。
主人公は、問題児が集められたクラスを担当し、まとめあげます。
そして、『刀仕禰宜』を目指すヒロインたちと特訓を行い、みんなの力がどんどん付いていき、大会に挑むのです。
大会までの過程で、最初はバラバラだったクラスのメンバーが、仲を深めお互いを高めあう良きパートナーとして、刃道の練習に取り組みます。
この過程が面白かったですし、ここがあったからこそ大会での熱さ、そして涙がありました。
学園スポ根ものとして楽しめる作品となります。
魅力的なヒロインたち!ゆれあかキャラクター紹介!
最初はバラバラだったヒロインたち。
仲が悪く喧嘩をする日々が続いた序盤ですが、中盤以降はお互いを高めあう最高のパートナーであり、ライバルとしても過ごしてきます。
シナリオもですが、キャラも『燃え』と『萌え』両方揃っていました。
ここでは、ゆれあかのキャラクターと、簡単に√を紹介していきます。
十部梨々夢
幻術使いで、ギャルっぽい見た目のヒロイン。
登場当時は旭と考え方が合わず犬猿の仲でした。
しかし、1度戦い思ってることを吐き出すことで、仲直りをし、演舞祭まではお互いを高めあう関係になります。
演舞祭では園美との対戦で相性が悪く、予選敗退してしまいます。
予選で唯一敗退してしまったメインヒロインだったので、他の子に比べて影は薄くなってしまい、残念でした。
ですが、本選で旭と園美の対戦では、ちゃんと見せ場があります。
最初旭とであった頃のことを考えると、胸が熱くなる展開です。
九鬼旭
抜刀術使いで、主人公の友人の妹。
この作品では梨々夢との絡みが多かった子です。
梨々夢が予選で敗北した、園美と対戦し勝利。
敵討ちをします。
準決勝では紅葉と対戦し、かなりの好勝負をします。
しかし、土壇場で紅葉が覚醒し敗北してしまうのです。
夢を叶えることが出来なかった兄のために戦い、誰よりも努力し、自分のスタイルを捨ててまで主人公の技を習得するも、勝てなかった。
そんな旭の儚さが、大会では際立ってました。
朱雀院紅葉
強くなりすぎたゆえに、周りから天才と言われ続け孤独になってしまった天才。
しかしその天才が、本選ではどの試合も苦戦を強いられます。
ここらの構成も面白く感じました。
相性が悪い相手との対戦、紅葉対策を取り奥の手を使用された相手との対戦。
相手を魅せつつ、苦戦しながらも紙一重で倒す流れになるわけです。
主人公の教えであった『諸法無我の境地』を、対戦中に覚醒させることに成功させました。
そして最後の決勝で、雪月花の事情を知りつつ苦悩しますが、倒し優勝するのです。
風嶺雪月花
登場時は脳筋と思われた、主人公よりも主人公してたヒロイン。
ジャンプ作品の主人公と言われても、おかしくないような物語でした。
最初の頃は、クラスで最弱扱いを受けていました。
しかし、主人公の特訓を受けていく中、作品で1番成長したヒロインになります。
その実力は、演舞祭の本選にて優勝候補だったヴィクトリアを倒し、決勝に進むくらいです。
そんな彼女は家庭の事情により、演舞祭で優勝できなければ学校を去ることになっています。
仲間たちと刃道をしたかった雪月花は、どうしても優勝したかったのです。
しかし結果は、紅葉に敗北。
学園を去るということになります。
そして学園を去るという時に、紅葉と最後の決着をつけることになりました。
ここの最終決戦が激アツなので、ぜひプレイして下さい。
2020年最後の良作!?ゆれあか感想・ネタバレ!
ゆれあかの本編は、一本道です。
そして、本編攻略後に各ヒロインの個別√をプレイできます。
本編で『燃え』を楽しみ、本編後の個別では『萌え』を楽しめる、2段仕様です。
ここでは、ゆれあかの感想・ネタバレを紹介していきます。
ゆれあかは、視点が色々変わります。
基本は主人公視点で話が進んでいきますが、要所要所で各ヒロインに変わったりするため、感情移入が非常にしやすく良かったです。
物語も演舞祭では誰が勝つか読めなかったですし、特に決勝戦は最後までどっちが勝つか分からず、ドキドキしながら進めていました。
どちらが勝ってもおかしくない展開、フラグを立てていたため、手に汗握る場面が多く声が出そうになることも多々ありました。
そして決勝後の、紅葉と旭による最後の戦い。
これまた読むことが出来ませんでした。
しかも、ここが1番盛り上がったし、熱い内容でした。
今までも梨々夢の敵討ちをするまでの旭の展開など、面白く熱い話がたくさんありましたが、全てが霞むレベルの内容です。
タイトルにもある、『紅月』の回収される場所では鳥肌が止まらず、クリックする指が止まりませんでした。
この時、流れてた挿入歌のタイトルが『RiVAL~友達~』というのもエモさの塊です。
笑い有り、涙有り。
主人公のアドバイスで成長したヒロインたちが、自分の信念を持って戦い、友情が芽生えていく展開がたまらなかったです。
まとめ
今回は、ゆれあかの感想・ネタバレをしてきました。
冒頭でも書きましたが、CRYSTALIAの作品では、今作が間違いなく1番面白かったです。
最初はバラバラだったヒロインたちが、徐々に仲間として認識し、最後は友でもあり最高のライバルとして戦う場面。
とても熱かったですし、負けてしまったヒロインの悔しくて涙を流す場面ではこっちも涙腺が緩んでしまいました。
2020年最後に、とんでもない作品を出したなと思います。
非常に面白かったので次の作品にも期待値が高まりますが、続編ではなく新作をやりたい気持ちです。
面白いことに変わりはありません。
まだやれてない方は、ぜひプレイしてください。
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